のんこ

落下の解剖学ののんこのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.0
カンヌのパルムドール受賞
ゴールデングローブ賞は脚本賞と外国語映画賞受賞
さらに、アカデミー賞も脚本賞受賞した話題の本作!

カンヌのパルムドールだから小難しいやつ?と思ってちょっと身構えて見に行ったら、いい意味で裏切られた!確かに複雑味はあるけれど、思ってたよりずっとエンタメでした

男の転落死、その落ちた男は事故?自殺?殺人?
男の妻にかけられた殺人容疑。
証人は視覚障がいのある息子。
これは何もネタバレできない!
法廷劇のヒューマンサスペンスで150分以上もあるんだけど、脚本が秀逸すぎて全く長く感じない!どころか後半にいけばいくほど引き込まれる!

息子のダニエルを演じたミロ・マシャド・グラネール君と愛犬スヌープの演技が本当に素晴らしくて、特に終盤はもう彼から目が離せなかった

犬の目線、少年の目線(視覚障がいがあるので聴覚)などの見せ方もとても良かった
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