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落下の解剖学のあのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.2
犬、どうやったのか気になる。以上...

夫婦喧嘩なら「バージニアウルフなんか怖くない」、夫婦関係と法廷の描写なら「クレイマー・クレイマー」、主観と主観のぶつかりという意味では圧倒的に去年やってた「対峙」。自分の浅知恵でもいくらでも代替品が見つかる、どこをとっても普通の域を出ない映画でした。ここまで何の感想も湧かない映画はなかなかないです。しかも別に酷い訳でもないという笑

あと一番致命的だったのは、「落下」が別に面白くない笑
重力に「仕事しろ!」と超自然的な文句を垂れそうになりました。特徴的なロケーションなのに、どの要素も「別にそれじゃなくてもよい」。死体も家庭も事件も解剖途中で解剖医が飽きてタバコ吸いに行ったような映画でした。

あんな葉っぱ一枚で全国公開か...
あ