タカヒロ

落下の解剖学のタカヒロのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.8
「重要なことは相手にどう思われるかだ」

立場や環境によって相手の印象は変わる。

犯人を探すための作業ではなく「どう見られるか」の作業。

裁判がそれらしい真実を見せる場であるのなら、裁判の存在ってなに?

『Winny』を読んだときも同じようなことを感じた。

そしてこれは家族の問題。

結論が出たところで誰が救われるのか?

あの親子はこれからどういう距離感で生活していくのだろう。

いろいろ考えさせられる作品だった。
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