この映画の軸となるテーマは客観と主観の選択と表現かと思う。
最後にダニエルも重要な選択をする。
途中寝落ちしたが...全体として考えさせられるストーリー。現実って、人間って、こういうものよね。
夫婦喧嘩のシーンは色んな映画で観てきたけど、この映画はすごかった。なんか、リアルで結構しんどい...
作家だからか言語能力で絶対に相手を言い負かす妻も攻撃的で見てて辛いし、煮え切らない(おそらく)機嫌悪い時はキレだす夫の方も見てて辛い。
夫婦ってうまくいかないとこうなるよね。
客観的な話は正しく信じるに値して、主観的な話は価値がないのだろうか?本当に大事なものはなんなのか?あまり明確な答えを出せないまま見おわったが、心のモヤは晴れたような軽く爽快な気分。
事件の当事者たちにとっては人生を左右する裁判。公正な判決を出そうと奮闘?する弁護士や裁判官などの言動を通して色々と考えさせられました。
人間の心を持っているかのような犬だけが、自分の意思に従って好きな人間に最後まで寄り添っていたのだと思う。