思い立って観に行ったが、観てよかった
映画を見てる側も真実がわからないまま物語が進んでいくので、最後まで展開がどうなるかわからず、見応えがあったし、展開や描写にすごいハラハラさせられた
夫が死んだ原因を解剖していく過程が法廷や親子の会話の中で進んでいくが、明らかな証拠がないことによる裁決の難しさだったり、裁判という場においては真実よりも第三者への魅せ方が極めて重要になると理解した、偏見を持たず客観的に判断していくって相当負荷がかかるし難しいことだなと思った
そして個人的な推測だが、本当に死因は落下なのか、？落下で死んだ根拠はあまりにも少ないし、そもそも全員落下死という観点から議論を始めてしまっているので最初から偏見だらけだとも考えられると思った（落下じゃないと言える根拠も無いという意見もごもっともだが）
結論、物事を真に正確に解剖していくことって、本当に難しい
物事を偏見で捉えず、あり得る方向性全てから情報を得て決断をする事は絶対に避けて通れないことだと感じた（それでもこの物語では結論が出ていないし、現実にも往々にしてそういう判断が難しい出来事は日常の中にあるが、、、）
