フィンランド映画祭の先行上映にて。
内容はファンなら既視感あるストーリーで真新しさはないのだけど、またカウリスマキの作品をスクリーンで観られることが嬉しくてエンドロールでこっそり泣いた
相変わらず表情筋が1ミリも動かない不器用な登場人物たち。誰も何もうまくいかないのにじんわり温かくて、幸せって大げさなものじゃないんだとそっと気付かせてくれる。混沌としたこの時代、カウリスマキの作品に救いを見出す人はたくさんいるだろうな。
ブルーとレッドのカウリスマキカラー、突然ぶっ込まれる謎の日本音楽も通常営業でとても良かった 死ぬまで作品を作り続けてほしい
終演後、会場に控えめな拍手が響いてたのもすごく心に残ってる。カウリスマキがだいすきな人たちと観れてよかったなあ