さよなら僕のマクガフィンたち

枯れ葉のさよなら僕のマクガフィンたちのレビュー・感想・評価

枯れ葉(2023年製作の映画)
3.8
初のアキ・カウリスマキ監督作品でした。
労働者三部作に続く、4作目の作品とのことです。
本作のメッセージは研ぎ澄まされており、ラジオから流れるウクライナ侵攻のニュースは、映画の言葉を借りると「酷い戦争」である。
労働条件も決してよくない。貧しい生活の中で、愛を求める。
ザ・ミニシアターらしい直球な余韻。
音楽の自由な使われ方、ジム・ジャームッシュ、ゴダール、チャップリンなどの映画愛、タイトルは枯れ葉だが小さな幸せを感じさせる1本だった。

また、パンフが神。