淡々としてて、みんなわりと無表情に近いんだけど、だからこそちょっとした表情の変化とかが際立つような気がした。
ところどころに挿入される音楽がいい。
ある写真家の方が、フィンランドに撮影に行ったら暗い地下とかのバーで、ちょっと強面のおじさんたちが静かにお酒飲んでるのが印象的って言ってて、まさに映画の中のような場所が現実にもあるんだなって思うとなんだか面白い。
2人のすれ違い具合と距離感が日本人に通ずるものがある気がして、それも観てて心地よい感じがする一因だろうか。
初めてのアキ・カウリスマキさんの映画、観れてよかった。