すごく好きでした。
内容もそうですが、画が好き！
人間観察的な面白さや、時折差し込まれる綺麗な色、めちゃくちゃ可愛い犬。
ウキウキでお皿買っちゃう気持ちも想像した幸せ展開にならずに一度使っただけで捨てちゃう気持ちもすごくわかる。
恋の予感に浮かれたと思えば進展がなくて結局変わらず仕事に打ち込む毎日、色どりが生まれかけた日常は結局灰色みたいなあの感じも心当たりあって、全体的にアンサに対して「わかる〜」ってなってた。
家で食事した後ならまだしも、ちょっとお茶して映画みたときのことを「結婚しかけた」と表現するホラッパ。この、先を期待して想像がいきすぎちゃう感じもなんかわかるし良かった。
突然のアダム・ドライバー、ちょっと嬉しかったw
語弊恐れず言うと、恋ってみっともないものだな〜と思います。
でもそのみっともない部分をさらけ出したり認めたりして相手とコミュニケーションをとることで幸せが生まれるのかな、とか。
話の展開としては単純というか割とありきたりなのかもしれないけど、画や音楽のセンスが良くて、とにかく素敵な映画でした。
