試写会にて鑑賞。
アウシュビッツ強制収容所の壁一枚隔てた隣で平和な生活を送る一家の日々を描く。
暗転のまま不気味な音楽と共に始まるオープニング。その後に続く内容がただ事ではないことを助長する。
ホロコーストを被害者視点ではなく
加害者視点で進んでいく。
壁一枚での明暗を明の部分だけ。
視覚では豊かさと家族円満、聴覚だけ地獄を聴かされる。そのギャップとアンバランスに平衡感覚を狂わされるような感じを覚えた。
ある意味ホラー作品とも言える
とゲストの高橋さんが仰っていたことが印象的でぞっとした。
上映後に高橋諭治さんのトークイベントがありました。
