まったく新感覚の傑作ホロコースト映画。
彼らの日常が、どれほどの犠牲の上に成り立っているのか。
彼らには見えていないし、聞こえてもいない。
私たちはどうだろうか。
それまでまるで関心がなかったもの(映し出されて来なかったもの)が、最後に思わぬ表現で映し出された時、うぉ〜…っとなった。
よく出来た構成である。
アフタートークで聞いた、原作との繋がりや、照明を使わない映像演出、子供の描写など、なるほどなと思うことばかりだったので、それらを踏まえてもう一度観たいと思える作品だった。
にしても、音楽怖すぎんだよ…。