太陽の下で水遊びをしたり、優雅なティータイムを楽しむ平和な家族🫖見て、素敵なお部屋でしょう。立派なお屋敷と丁寧にお手入れされた自然あふれる庭園。
壁のすぐ向こうにはアウシュビッツ収容所。響き渡る「音」は日常過ぎた。
音がとにかく！不快指数高過ぎた。暴力的だったり残酷なシーンはないのに、目の当たりにした気分を与える演出。特にエンドロールは聞いた事ない音楽（?）に耳がびっくり。
ストーリーは淡々。大きな見せ場はそんなになかったけど、自分の中ではあのお花のとこ。
家族の生活や、仕事、会議など、別に誰が悪いとか善悪の概念すら薄く淡々と進む。その中で汚れたブーツや黒煙、赤ちゃんの大泣き、川で拾ったのは、口紅はどこから、
気付く事と考える事をやめたら終わりだなぁと思った。
影響されやすい自分は劇場を出た後の風景が少し変わって見えた。
あの環境でメルヘン造り上げた庭師すごいな。建物内を歩く人物を色々な角度から撮っていたの面白かった。
出てくるわんちゃん🐶ごきげんなのが数少ない癒しポイントで、でもそれもかき消すくらいの圧倒的な不安感はさすが。
白黒反転のシーンとか最初ちょっとよく分からなかったけど、恵みを与えてたってわけらしい。ただ、それが引き金になったり…。なかなかのヘビーさ。
時折与えられる数字という事実と現状と溶け込んだ景色。そこからどこまで汲み取れた…？
想像してみよ、という挑戦。
A24👏
