ひどい気分になる映画だった…。
辛いとか、キツイとかではなく自分への跳ね返りが強い。エンタメとして消化しようとしてる自分もキツい。
自分の中で決着をつけようがない映画。
夜と霧とかエルサレムのアイヒマンとか、読め!とは言わないけど、あんまりピンと来てなかった友達にもフーンと思っちゃう。
自分としては常々、国政や市政でもなんでも軽くナチスと照らし合わせて、排外主義、権威主義、具体的に言うと緊急事態条項でもなんでもいいけど「ダメなんだゾ!!」という判断基準になるから、ナチスとの距離を知る意味がありそうな気がしないでもないけど、
リンゴはおろかミニトマトも渡せないし、多分この先も渡さないと思うとドヨーンとする。