とんでもなかったーーー!!
きもちわるーーい!!!(褒めてる)
客観視点でずっと語られているのに不意にこちらに矢印が向いてくる瞬間が度々あってゾッとした。
ハンスジマーが担当降りたとはいえ、オッペンハイマーにも勝る音響ってどんなよと思ってみたら、そういうことかー!
この作品の主演は音響だね。
めちゃくちゃごく普通の日常生活の中に、所々ギョッとするシーンが紛れていて、それでいて異常を感知できずむしろ狂っていっちゃってる人々。
ホロコースト作品はかなり観てきた方だけど、描き方が独特で、直接的な表現はないのにここまで観客の想像力に任せてリアルに体験させてくるの、すごい。。。
キューブリックがお好きですか…?と思わされる象徴的な構図が多くて、あの不快な音と一点透視図法の綺麗なシンメが合わさるととっても気持ち悪くて、気味の悪さを助長する良い役割をしていた…
インタビュー漁ったら、たしかに影響を受けているみたいでした…
サンドラヒュラー、落下の解剖学といいすごい女優さんだな〜この二作品でだいぶファンになりました。
唯一の希望はりんごを埋めていたあの少女なんだろうか。
お前らも映画観て他人事だと思うんじゃねーぞ?というメッセージがぐわんぐわん伝わってきて、HSPの私は大疲弊。
でも良き映画体験でした。これはまじで鑑賞というより体験。
原作よもーっと!