何も不自由が無い贅沢な生活を送れていれば、その生活が続いていくことが大事で、それ以外のことに関心がないんだと思う。
そういう人にとっては関心のある領域なんて、身の回り半径数十センチ程度ではないか。それが当たり前の世界にいるだけで、良いとか悪いの話ではない。
エンドロールで流れる音楽がユダヤ人の怨嗟の声にしか聞こえなくて、長く映画を見ているが、初めて早く終わってくれと思ってしまった。
観ている最中から続く胸糞感は消えず、未だ残ったまま。
(以下追記)
戦時中はコンクリートの壁を挟んで向こう側とこっち側。現代は透明なガラス板を挟んで向こう側とこっち側。
コンクリでは見たくても向こう側を見透せないが、透明なガラスだと見えるので、見えないので分かりませんという言い訳はもはや通用しない。
また、向こう側の人たちに対して、現代ではあなた達のことはしっかり見えてます、というメッセージもあるのかもしれない。
2024-27