KT77さんの映画レビュー・感想・評価

KT77

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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

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イメージって怖い。ジェイソン・ステイサムはアクションシーンが少ないと、印象として物足りなくなってる。ストーリーもそこまで悪くないと思うのに。

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

えっ、まさかの展開。

そして、最後の「いってきます」でしっかり感動の落涙。伏線だと分かっていてもダメでした。

親子愛、姉弟愛、夢を追う気持ち、コッテリしそうなところに適度にコメディ調の部分を挟んで
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型破りな教室(2023年製作の映画)

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逃げたくても、周囲の環境が持つ引力が強すぎて逃げられない。

そんな中、自ら考え気づき学び新しいことを吸収していく子どもたち。その表情が楽しそうでキラキラしたものへ変わっていく様子は、感動的であり涙を
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少年と犬(1975年製作の映画)

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2024年もあとわずかということで、2024年の世界が舞台の作品を観てみた。

荒廃したディストピアな表の世界と人の見た目からして色々と問題ありな裏の世界。結局、どっちもイヤ。楽園を目指して正解。最後
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世界のはしっこ、ちいさな教室(2021年製作の映画)

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辺境の地で子どもたちに勉強を教える教師たち。そのモチベーションはどこから来るのか。

家庭環境等で、学びたくても学べない子どもたちもいる。学ぶことができる環境にいたことが、実はとても幸運だったと気づい
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白蛇:縁起(2019年製作の映画)

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来年は巳年ということで観てみた。

風景やキャラクターの映像が滑らかで綺麗。ファンタジーなストーリーも分かりやすいし、尺も許容範囲。

美形な白の顔が菜々緒に見えた。

スパイスより愛を込めて。(2023年製作の映画)

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ウイルス感染とスパイス不足を巡るサスペンス、青春キラキラ、多様性にデジタルタトゥー。カレーは具だくさんでも美味しいけど、この映画は盛り込みすぎて消化不良を起こしてます。

ただ、家庭のカレー、専門店の
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世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

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象に出会ったら全力で逃げろ。
日本じゃ絶対聞かない言葉。
大自然の中、通学も命懸け。

勉強で人生を切り開く。

彼らは皆、私たち以上に学ぶということの尊さを知っている。

もっと勉強しておけば良かっ
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E.T.(1982年製作の映画)

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このキービジュアルが最強。

ユニバのアトラクションも面白かった。

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

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絵が綺麗でどこを切り取ってもポストカードに使えそうなほど。

直線メインの絵と曲線メインの絵がうまく融合していて、温かみある仕上がり。

目と耳で楽しむ慈しむ作品。

時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

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日本のミステリー小説にありそうなタイトルにひかれて観てみた。少しホラー×ミステリー×タイムループもの。

25年後に振り返る過程の中で、あの時のあれがそうだったのかと腑に落ちる展開になる。姿は見えない
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時の支配者(1982年製作の映画)

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ファンタスティックプラネットと比べると画風が優しめで親しみやすい。キン肉マンのペンタゴンみたいな宇宙人が出てくる。

アニメと言えども、意外と示唆に富む内容で考えさせられる。

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

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神話の世界の絵本を見ているよう。
アニミズム信仰が垣間見えるからか、ストーリーもとっつきやすい。

科学全盛の時代だが、こういう"妖精"が出てくる映画もまだまだ観ていたい。

個人的には劇伴が最高で、
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

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個性豊かなおばちゃんたち。バスの中から既にガイドの話は聞かないし、自由奔放。そんなおばちゃんたちが山中で遭難し、突然のサバイバル状態に。

遭難という状況の深刻さに反しておばちゃんたちの会話が緩くて笑
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母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

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兄弟たちは荒々しさが目立つが、その裏に隠れる愛情もしっかり感じさせる。

家庭環境もあって好きなことに打ち込めない中、最後にコンサートに行くシーンにその後の好転を期待せずにいられない。

パリの大晦日(2016年製作の映画)

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ドイツ語、フランス語、英語、スペイン語、多言語に堪能でうらやましい。外国語を話せると世界が広がるし、距離が縮まる。タップダンスがその代わりか。

ヨーロッパの各都市の街並みは綺麗で見どころだが、ストー
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カウントダウン(2012年製作の映画)

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気楽に刹那的に生きてるパリピがジーザスに懲らしめられて若干ザマァと思う反面、ジーザスの追い詰めっぷりがぶっ飛んでてスリルを感じる。

でも、エレベーター内でヤツらが乱舞するところが個人的には一番の恐怖
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8 1/2(1963年製作の映画)

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夢だったら自由に何でもできる。試行錯誤の世界。これだけ遊べるなら頭の中はまだ若い。

タンポポ(1985年製作の映画)

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個性的で演技派な俳優が多数出演していて、今観てもまだまだ十分面白い素晴らしい作品。

本編の途中に所々で挟まれる短編がいい味出してて、むしろそっちのほうが印象に残ってるまである。カマンベールの老婆って
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

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ラスベガスの夜はハメ外しがち。

似たような内容のラストベガスと比べると、こっちの方がくだらなくてよりおバカ。

みんなで観ながらワイワイできる映画。

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

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FPSのような撮り方で、全身麻痺になってしまった主人公の目線を上手く表現している。瞬きを画面の暗転で表現するなどの工夫も秀逸。

体は閉じ込められていても、想像力は塀を越えて無限に広がっていける。
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市民捜査官ドッキ(2024年製作の映画)

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コメディ風味のサスペンスもの。所々に散りばめられた笑いのポイントがある一方、バイオレンスへの振り切り方はさすが韓国映画と思わせる。

実話ベースと言ってもその程度が分からないので何とも言えないが、韓国
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お坊さまと鉄砲(2023年製作の映画)

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僧侶と鉄砲、安穏と暴力の話かと思いきや、全く違う傑作でした。

標高が高いせいか、空気が澄んでて自然の色がとても綺麗。そんな牧歌的な村に民主主義という新しい価値観が持ち込まれようとしている。それが良い
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

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実写でもアニメでも変わらない世界観。

動物目線だからキツネかわいいとなるけど、人間目線だと180°見方が変わりそう。

穴掘り経路がディグダグみたいで面白い。

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

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1作目で出会って、2作目で仲良くなって、3作目でお別れして。観る度に良いコンビになっていくエディとヴェノム。楽しい2時間でした。

ヴェノムが取り憑いた漆黒の馬の造形が素晴らしく、ラオウの黒王号に空目
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クラブゼロ(2023年製作の映画)

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よく噛んでゆっくり食べることのメリットは多々あれど、過ぎたるは及ばざるが如し。拒食を経て感覚が研ぎ澄まされるのは、もはや仏門の修行僧の境地。でも、盲目的に信じている人を翻意させるのは大変。言っても聞か>>続きを読む

その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

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リリー・フランキーの一人芝居。

台詞がほとんど聞き取れないので、何を言っているのか想像しないといけないが、それが良い具合に余白になって結果オーライに。カレーを作る話と思いきや、意外とホラーだったりも
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

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裏に生きてきた女が、表を夢見るも叶わないことを知り、裏で生きるしか無いと腹を括るまでの重くて暗い苦悩の物語。

銃が出てきても良さそうなところ、ナイフなのはこだわりがあるのかな。

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

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ハラハラ・ドキドキの脱獄もの。決死の脱出劇は見ていて緊張感ある。

脱獄には知恵が回るだけじゃなく、手先の器用さや周囲の協力も必要なので人たらしの要素も必要。ハードル高すぎる。

クリント・イーストウ
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

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不幸な境遇から抜け出せず堕ちていく様が悲しく映るが、ラストはどこか晴れ晴れした表情にも見える。

労働者三部作の中で一番救いがないように見えた。シンデレラみたいな一発逆転人生なんて夢物語だろうが、だか
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

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希望という光が無い真夜中のような人生の中で、進んで行く親子。淡々と事が進んでいく様子が、叙事的でスッと入ってくる。

ケーキの切り分け方が関西のお好み焼きのそれ。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

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シンプルでごみごみしてない街でゴミ収集人とスーパーのレジ打ちが出会い、共に生活していく。生演奏が流れる高級店が落ち着かない感じは分かるわぁ。

ボルボのゴミ収集車初めて見た。事業用車両もあるんだ。

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

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これ面白い。ザ・ボリウッドな作品。男子の愛すべき笑いと涙の友情物語、歌とダンスを添えて。

後から思えばどうしてそんなにエネルギーを注ぎ込んだのか分からないけど、そんな時に一緒にバカやった友人が一生の
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

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列車の最後尾から先頭車両まで一気に駆け上がり、車内ヒエラルキーをひっくり返そうと企む下剋上ムービー。

列車内というワンシチュエーションのため、どうしても動きが少なく淡白になるところ、スラムや水族館と
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

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ゾンビパニックものは限られた範囲内のものが多いけど、これは地球規模でスケールがデカい。けど、デカいだけで活かしきれてないのは残念。

ただ、ゾンビが壁を乗り越えてくるところや、透明な存在になるという対
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

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前作の記憶は多少は残ってる程度ですが、それでも十分楽しめた。ストーリーは直球ど真ん中の正統派だけど、画力と圧倒的な迫力で飽きずに押し切られます。

クズのクズらしい最期にカタルシスをたっぷり味わえるし
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