KT77さんの映画レビュー・感想・評価

KT77

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エージェント:カーター 暴走特急(2020年製作の映画)

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アクションなのに70〜80年代の青春ムービーみたいな音楽に違和感しかない。

銃撃戦はそれなりにしっかり迫力あるけど、それくらいしか見どころがない。後半まで列車が出てこないし、列車を持ち出した意味も感
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沈黙シリーズ第3弾/暴走特急(1995年製作の映画)

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スティーブン・セガールが撃たれても弾丸が貫通すればノーカウントという謎のゼロ理論を引っさげて無双するアクションムービー。

アメリカは負けないを体現する強者として、アメリカからはこういう単純なヒーロー
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暴走特急 シベリアン・エクスプレス(2008年製作の映画)

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キービジュアルの列車は全然関係なかった。巻き込まれ型サスペンス映画。

不穏な雰囲気が、ロシアという何が起こっても不思議じゃない土地柄とマッチしている。

列車の屋根に登ったり暴走させたりしないで純粋
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パンデミック・エクスプレス 感染無限列車(2021年製作の映画)

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よくある劣化版中華製パニックムービーという印象。

新感染のネズミバージョン。新感染をそのままなぞって作ったのか、所々無理な設定になってる。

ネズミが画面いっぱいに溢れるほど登場して新鮮だが、それ以
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カナディアン・エクスプレス(1990年製作の映画)

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殺人の目撃者を連れて密室空間となった列車内での逃走サスペンス。追っ手と逃亡者の緊迫感ある攻防が見どころ。

この手の映画を多く観ている人なら怪しいやつは何となく分かるし、序盤のアクションから列車内への
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

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昭和のスター勢揃いで濃い。知ってる人ばかりだし、選手層が厚くて大物なのに出演時間が短い。

ほぼ"スピード"なんだが、スピードがあるからこそ、この新幹線大爆破の凄さを再確認できる気もする。当時としては
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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(2011年製作の映画)

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北アルプスの雄大な風景に富山地方鉄道の車体が映えるが、前作ほど鉄道が前面に出てない。

分かっていても素直になれない。土俵際に追い詰められてようやく状況を認識する。ザ昭和の男。

仕事は真面目なのは分
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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年製作の映画)

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観た後でほっこりする映画。やりたいことやって生活が充実すると、いろんな面が好転するのかもしれない。

就活する子にはあれこれ言うよりも、親の楽しそうに働く姿ほど説得力あるものはない気がする。

島根の
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ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今(2025年製作の映画)

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夫を喪った妻、母親、女性、いろんな顔があった。全てブリジットの人生。

このシリーズ、24年間で4作目。ずっと観てきた人は、個々のライフイベントを経験したブリジットに自らを重ねるかもしれない。ブリジッ
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バーラ先生の特別授業(2023年製作の映画)

4.0

カースト制度などによる格差が教育にも及ぶなか、子供たちの学びたいという思いと、妨害工作を受けつつもそれに応えるバーラ先生をはじめとする教師たち。構図が分かりやすい。

コテコテでベタベタな展開で先が大
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サイレントナイト(2023年製作の映画)

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銃撃戦多めのアクション。

セリフ無しで動きにフォーカスできる分、緊迫感あってドキドキするんだが、素人のオッサンがちゃんとできるのか心配でドキドキするという妙な感覚もあった。

冒頭のカーアクションで
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アマチュア(2025年製作の映画)

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サイレントナイトと似ているが、こっちは頭脳派アベンジャー。

妻を殺された男による当初のドタバタ復讐劇が、銃は最後まで撃てないが徐々にこなれた感じになっていく。一部を失うのと引き換えに度胸と要領の良さ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

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本当の数学者は科学的に確かな裏付けもなく行動しません。

生きてたら原因を見つけないと納得できないくらいやるせない出来事もあるのは分かるけど、そのオチはさすがにどうかと思う。

さて、もろもろ片付いた
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

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常に喋ってる。

会話の中に皮肉が混じってたり、いきなり街行く人に声を掛けたり、表現が斬新で面白い。ロブスターくらいさっさと鍋に入れろよと思う。

男女の出会いから別れまでのストーリー。話としてはよく
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祖谷物語 -おくのひと-(2013年製作の映画)

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田舎には田舎の良さが、都会には都会の良さがある。自分に合った暮らしができるところはどこなのか。田舎が合う人もいれば、都会が合う人もいる。その人の価値観次第。

祖谷の大自然の映像美は素晴らしいが、そこ
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アサシン(1993年製作の映画)

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ニキータのハリウッドリメイク。

工作員として組織に殉じるのか、女性らしく生きるのか、2つの思いの葛藤というよりも、ブリジット・フォンダを魅力的に映したいという思いを感じる内容。ブリジット・フォンダが
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リボルバー(2005年製作の映画)

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内面と向き合い乗り越えることで人間的に成長する様子が哲学的な問いへの対応を通して描かれているが、結構難解。

アクション映画は頭空っぽで見たいから、もっとシンプルで良いのに。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

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会話だったり部屋の感じとかがリアルで、その辺にいそうなごく普通の家族の日常を想像させる。

特に阿部寛がクズすぎてどうしようもない。収入を競輪に使ったり、へそくりを探し回る姿はかなりのろくでなしで、イ
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ブラインドネス(2008年製作の映画)

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目が見えなくなっても時間が経てば、カオスな中にもある程度の秩序は生まれるのか?

見えなかったときのことを教訓にして、より良い社会になることを願いたいんだろうが、そうは問屋が卸さないのが人間社会。
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

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ほぼ室内のワンシチュエーションサスペンス。

人形を手に入れたい悪党どもに盲目の女性が立ち向かう。灯りの下では悪党が有利だが、暗くなって灯りもない暗闇の状況では条件は同じだし自分の家の分、女性が有利に
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

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ガイ・リッチーお得意のクライム群像劇。

登場人物がたくさんいて、コイツは裏切るのかどう動くのか予想しながら観ると面白い。場面がコロコロ変わるし、時系列も複雑だが、キャラが分かりやすいのでそこまで混乱
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アンジェントルメン(2024年製作の映画)

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戦争に紳士的も非紳士的も無い気がするが、痛快、爽快、愉快、軽快なアクション映画。

無双っぷりと暴れっぷりにスッキリするのは間違いないし、テンポよく話も進むし面白いので及第点は十分にクリアしているが、
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終わりの鳥(2024年製作の映画)

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あの鳥の赤いビジュアルがとにかく映える。禍々しさを出してて不気味なのに、死を間近にした人は恐怖を感じていないような描写。対する母親の暴れっぷりのコントラスト。

何をしても死に抗うことはできない。燃や
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シンシン/SING SING(2023年製作の映画)

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プロセスとは希望であり、
希望は絆を生み、
絆は仲間を通して紡がれる。

塀の向こう側でプロセスを通して得た希望を胸に日々を送る受刑者たちのストーリー。彼らにとってはたまたま演劇がハマったが、皆、夢中
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松島トモ子 サメ遊戯(2024年製作の映画)

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味変的に芸人等が出てくるが、基本はサイコロ振る→場面が変わる→サメと戦う(じゃれ合う)の繰り返しなので、死亡遊戯とは違って途中で飽きてくる。なので71分とあるが、体感120分くらいに思えた。

着ぐる
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神獣大決戦 魔界からの使者(2019年製作の映画)

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このB級感溢れるキービジュアルを見たら見ないわけにいかない。そんな使命感を持って鑑賞。

ピッコロ大魔王あたりのドラゴンボールみたいなストーリーだが、アクションとCGのお陰でB級の域は出ないものの意外
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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映画は見たら忘れない素敵な夢。

映画が好きでも、カメラを買ってもらえなかったりする。好きなことがあったとしても、それを思う存分することができる環境が用意されていないケースが多い。

スピルバーグの自
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コンドル(1975年製作の映画)

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書籍分析の文系が百戦錬磨の組織と戦う話。

頭で分かっていても実戦となると全く違うと思うのだが、初手から難なくこなしてしまうあたりはさすが映画と言わざるを得ない。電話の盗聴とか。

所々に緊迫感のある
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大いなる陰謀(2007年製作の映画)

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政治家とマスコミ、
戦地で戦う兵士、
大学生と教授。

上の方にいる人たちが自分たちの都合で方針を決め、現場がその割を食い、それら以外は無関心。

自ら志願した2人の若者はあっぱれだわ。なかなかできな
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

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何これ、小粒なハムナプトラ?

それ以前に、そもそも画面が薄暗くて良く分からないせいか、怖さや不気味さも伝わりにくい。低評価なのも納得。

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

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曇りがちでどんよりした日が多いロンドンだからか、マフィアとかバイオレンス系の話にしては終始静かな雰囲気の作品。でも、それがかえって不気味さを増長させているように思えた。

ロシアンマフィアの話として見
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

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実話ベースで緊迫感がハンパない。時間の経過を忘れて見入ってしまう。画面のこちら側で何もできないやるせなさ、無力さを感じる。

作り込まれたサスペンスではなく、これが現実に起こるアメリカはリアルに怖い。
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ボディ・ハント(2012年製作の映画)

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効果音は怖そうなんだが、実際はあまり怖くない。だいたいこうなるんだろうなという予想の通りに話が進む。もう一捻り欲しかったな。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

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忘れたいことを自由自在に忘れられたらどんなに良いだろうか。脳の研究がもっと進んだら、そのあたりも可能になるのかもしれない。忘れたくないのに勝手に忘れてしまう現状を何とかして。

リンゴの切り方って、国
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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

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あの事故からもう15年も経つのか。

事態の深刻さに比して、軽やかでどことなく牧歌的な劇伴がアンバランスで印象的だった。国民性なのか、あえてそういう演出にしたのかも。

浅ましかったり、逞しかったり、
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エミリア・ペレス(2024年製作の映画)

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結論として、あまりハマらなかった。

エミリアに対し、おこなってきたことがゼロになるでもないし、なに善人面してんの?という思いが常にあったので、同情もしないし冷ややかな目で見てました。その辺、あまり描
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