KT77さんの映画レビュー・感想・評価

KT77

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ベイビーガール(2024年製作の映画)

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気づいたら犬に成り下がっていたところ、こうやって依存症って発症していくんだなと思いました。初めは興味本位で大丈夫と思っていても、いつしか抑えが効かなくなり、それ無しではやっていけなくなる。レメディはや>>続きを読む

シャーク・ガール(2024年製作の映画)

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30分くらいで十分な話を無理やり80分にしたような内容。なので中身が薄い。Hungry for likesとあっても、これではいいね👍️は到底あげられない。

匂わせてる続編がメインでこれは前座か。で
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幻の光(1995年製作の映画)

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黒い服、色鮮やかな服はゆみ子の気持ちの表れか。加えて、日本海の暴風、白波は落ち着かないざわざわし続けるゆみ子の心象風景だろうか。

前夫の自死の理由、幻の光に吸い込まれて魔が差すこともある、分からない
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

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"私はこの人と一緒に年をとれる?" など。ここまでのシリーズで今作が一番セリフに説得力を感じた。

観ている側もブリジットと一緒に年取ってきたんだなぁとしみじみ思う。ここでシリーズ完結で良いんじゃない
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

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やっぱり前作のほうがブリジットのキャラに親しみを感じたし、その上でのドタバタラブコメ感があって楽しかった。

今作は、前作で評判が良かったポイントをギュッと詰め込んだだけに思えてしまった。マークとダニ
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

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だいぶ前に見たことがあるが、最新作公開前にシリーズをおさらい。

ブリジットは確かに一緒にいると楽しいだろうし自分なりに頑張る姿は愛らしいし親近感が湧くんだが、今観るとそこまで刺さらなかった。こういう
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

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大統領一人のために作る料理と南極圏の研究者等のために作る料理。

どっちの料理もとても美味そうなんだが(高カロリー間違いなし)、食べてる人の顔が見える見えないという決定的な違いがある。

作ったからに
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Love Letter(1995年製作の映画)

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上映から30年で4Kリマスターで復刻されるとのことなので、久しぶりに再視聴。大まかなプロットは覚えていたものの、20代の中山美穂はやっぱり綺麗でした。

手紙を書くことで記憶を思い出し、それを読むこと
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

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格式高そうな店で食べる料理は美味いのか。味は間違いないんだろうが、雰囲気に馴染めない気がして。個人的には、街中華で十分なんだよな。

緊張感ある作りでストーリーは面白かった。道具を大事にしている人は、
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ヒッチハイク(1976年製作の映画)

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乾いた感じの音楽に風景がマッチしていてB級ぽい雰囲気がある。

ヒッチハイクもので見たことある展開が続くのだが、有名作オマージュを取り入れたり飽きること無く画力の強さで魅せてくる。実際この辺は面白いで
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星くずの片隅で(2022年製作の映画)

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清く正しく美しく、という言葉が浮かんだ。

会社の経営状況が悪くても、従業員の対応がきっかけで会社が廃業になっても、一警備員として働くことになっても、清く正しく生きる姿は美しかった。

キャンディにお
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

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速いテンポで場面がコロコロ変わって、それぞれに小ネタがあって笑えて飽きない。

話を全然聞かない二人の掛け合いにイラッとすることもあるが、これでもかと畳み掛けてくる言葉の応酬は先が見えない面白さがあっ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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ストーリーどうこうより、ただただ主演のオードリー・ヘプバーンが印象に残る、そういうタイプの映画。

タイトルのところ、NYの路上でデニッシュを食べる姿は、そこだけ別世界であるかのような感覚がある。
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

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外見なんてその人を構成する要素の一つに過ぎない。自分に自信を持つことが何より大切だということを教えてくれる。そうすることで、周りが変わってくれる。

前向きになれる良い映画でした。

プリシラ(1994年製作の映画)

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このテイストの映画、結構好きなタイプ。ドラァグクイーンというインパクトあるキャラにロードムービー要素が掛け合わさって、これは面白かった。たぶん一生記憶に残るやつ。

荒涼としたオーストラリアの大地にあ
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

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強くて男勝りで口が悪い女捜査官が、ミスアメリカコンテストに潜入捜査する話。

潜入する際にコンテスタントに相応しいように変身するところ、見どころの一つだが、サンドラ・ブロックがもともと綺麗なんだよな。
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

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テンポも良いし気楽に見られるけど、それ以上でもそれ以下でもない。

変わった役のダニエル・ラドクリフが見たいならという映画。

トランスアメリカ(2005年製作の映画)

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女性になりたい男性を演じるフェリシティ・ハフマン。絶妙に男性に見える。性別を超えたトランス演技。

自分の性別に正直に生きる。それに伴う苦悩や葛藤もあれば、喜びや楽しさもある。ただ、正直にが行き過ぎて
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

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鬱屈したものを解放してリベンジしたとて、それがカタルシスに繋がるかと言われるとそうでもないし。撃ったのがロープで、そりゃそうだよなと思う反面、置きにいったなとも思った。

水着のみより血まみれのほうが
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エドワールとキャロリーヌ(1951年製作の映画)

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保守的で怒りっぽいピアノ上手い庶民出身の夫。綺麗で快活だが大雑把な上流階級出身の妻。真逆な二人だが、どうやって知り合ったのか、まずそこがかなり気になった。ピアノ繋がりだろうか。

夫婦喧嘩から仲直りの
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

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隔離された空間での生活を余儀なくされたとき、人はどうなってしまうのか。徐々におかしくなっていく様子がリアルであった。

ネットや電話での繋がりは、生身の繋がりがあることが前提なのかもしれない。

それ
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.0

ウィキッドはミュージカルのキービジュアルは白と緑。白と有色の対比だった。今回はピンクと緑。

目に見えるものが真実とは限らない。自らの信念に生きる一人の女性の話。

エメラルドシティまでの列車とか図書
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

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歌と踊り、これぞインド映画。見出したら止まらない中毒性のある作品で満足度は高かった。

中盤の400年前のパートが濃すぎてそれまでの話を忘れてしまうほど、中盤パートが終わって現代に戻った時に話がつなが
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

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やりたいことをやる。単純だけど難しい。

主役含め登場人物が生き生きと魅力的に描かれていて、それぞれのエピソードも輪郭がはっきりしていたし見ていて全然飽きない。この3人の大学生活めっちゃ楽しいだろうな
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

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サムとパトリックという2人と出会ったことで、暗いトンネルの中みたいな人生が眩しくなる。

出会う人によって人生変わるのだが、別に一人でも楽しければそれで良いじゃないかとも思う。

素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

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科学的な知的好奇心をくすぐるタイトル。素晴らしき菌類の世界のドキュメンタリー。実写とCGによる見ごたえある映像に魅入ってしまう。

自然界の喪失と再生に関わる菌類。自然は菌類によって支えられている。菌
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蛇の道(1998年製作の映画)

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廃工場とか周囲の所々錆びているトタン屋根の建物が荒廃した殺伐とした雰囲気を生み出しているが、こういうざわざわする空気感がたまらない。

謎の数式を教えるセミナーを主催するとともに、裏では復讐を手助けす
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おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

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2008年の映画だから情報としては古い内容。それでも、貧困のためカートという麻薬成分がある草を栽培せざるを得なかったり(高く売れる)、当時のコーヒー豆生産者の生活の実態がよく分かる。

今ではフェアト
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アメリ(2001年製作の映画)

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独特の世界観が受けたのか大ヒットした頃にシネマライズで観た記憶がある。

かなり久しぶりに観てみたが、好みがはっきり分かれる作品だと思う。私はやっぱり眠くなってしまう。アメリは可愛いのは分かるが、あま
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追憶の森(2015年製作の映画)

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設定が青木ヶ原樹海だからか、渡辺謙が出ているからなのか分からないが、ミステリアスな雰囲気の中に日本人にはスッと入ってきそうなファンタジー要素を感じた。

日本人から煉󠄁獄という概念が出てくるかな? と
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大学は出たけれど(1929年製作の映画)

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大学を出たものの就職先がなかなか見つからない息子。母親にはプライドからか就職先が見つかったと嘘をついてしまう…という話。70分なんだが、現存するのはそのうち11分のみ。

サンデー毎日を指して、毎日が
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サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)

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純愛物のベタ中のベタな作品。韓流ドラマ的な雰囲気を感じる。

チョウ・ドンユイデビュー作。透明感という言葉は、彼女のためにあると言っても過言ではない、それくらい光り輝いていた。

写真の二人の笑顔が眩
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少年と犬(2025年製作の映画)

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当たり前だが犬は人の言葉を話さない。それは分かっているけど犬に語りかける。当然答えは返ってこない。それでも犬に話しかけるのは、語りかけることで実は自問自答し自分の内面を見つめ見つけ折り合いをつける一因>>続きを読む

わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

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表現が難しいが、若い作品を見たという印象。

この主人公、初めは嫌なやつ全開だったけど、見ているうちにその行動力とバイタリティはちょっと羨ましく思った。

80億もの人が暮らすのだから、自分以外の世界
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遺灰は語る(2022年製作の映画)

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死後も思いを汲んでもらえたり、ずっと墓参りに来てくれたり、悼んでもらえるのは、大変ありがたいことだなと思いました。

モノクロの映像がどこなく郷愁を誘う。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

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時折、無音になる。数十秒から1分程度だが、非常に長く感じられた。

無音以外は変わらない日常でも、無音のせいか、それを明確に認識できない。何かが欠けているように感じる。雑音なんて無い、全ての音には意味
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