KT77さんの映画レビュー・感想・評価

KT77

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メッセージ(2016年製作の映画)

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はるか先の将来に助けてもらうために地球外生命体が言語を教えたのだとしたら、言語は時空を超えて伝わると言えそう。

そうなら、ヒエログリフとかも古代エジプト人が未来の人類と意思疎通するために残したと考え
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

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これ、面白かった。

スケールのデカい不正行為を完全犯罪のごとく実行するあたりは、サスペンス風に展開し緊張感があった。そんなハラハラ・ドキドキの中、回答の貰い手2人がお気楽な感じに描かれていて、上手く
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ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

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ただただ自由に仲間とバイクを乗り回しているだけで良かったのに。グループが大きくなって統制が効かなくなり、いつしか方向性の違いが目立つように。

バイク好き達の自由さ、気楽さ、ワイルドさ、儚さ、悲哀が排
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

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レストランのシェフやオーナーだけでなく客も色々、それぞれに物語があって、それらが織りなす群像ドラマを楽しむ映画。

話を広げすぎた結果、上手くたためずに、クシャクシャっとまとめた感は否めないかな。
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

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カセットテープのA面の反対側にはB面がある。A面がメインでB面はカップリングの場合が多いけど、この映画ではA面がB面の前座であったように思う。

シェイカーからグラスにカクテルを注ぐショットがオシャレ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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赤ちゃんが血の繋がりの無い人たちを繋ぐ絆になっていて、家族には血の繋がりが必要なのかを考えさせられる。

そういえば、万引き家族もそんな感じだったか。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

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原作からストーリーも設定もだいぶ変わっている。ただ、原作はさすがにショッキング過ぎて、そのまま映画化するのは難しかったのかとも思う。

セーフティネットである生活保護の受給判断をめぐっての怨嗟が根底に
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正体(2024年製作の映画)

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原作小説を読んでとても面白かったので映画も観てみた。

ストーリーが原作と違うのは良いとして、小説と違って人物描写が甘いので、何でそんなに鏑木の肩を持つのか不思議でならないが、2時間にまとめる必要があ
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

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理不尽と不条理に翻弄された挙句、転落していく男の話。

気の毒に思う反面、自業自得なところもあって全面的に擁護できないという絶妙な立ち位置のキャラ付けがニコラス・ケイジにハマってる。

目立っても特別
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スキャンダル(2019年製作の映画)

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話がサクサクと展開されるが、その内実にある怒り、戸惑い、緊張、恐怖など様々な感情を表情や視線から感じ取ることができるため、観ていて飽きない。

また、画面全体からもピリピリした雰囲気を感じ、観ているう
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モスラ3 キングギドラ来襲(1998年製作の映画)

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モスラ云々よりも、白亜紀の恐竜のソフビ人形感がヤバい。キングギドラとモスラに予算かけすぎたんだろうか。

映画館で観てたらモスラ頑張れとちびっ子からの声援が聞こえてきそうな話の展開。3部作の集大成とし
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モスラ2 海底の大決戦(1997年製作の映画)

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前作以上にジュブナイル要素が強く、さらにアドベンチャー要素までぶっ込んできた。

もうモスラ映画ではないし、もはや第2形態とかモスラでもない。

ただ、敵役の怪獣の造形は結構凝ってて良い感じ。

モスラ(1996年製作の映画)

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モスラは出てくるけど、昭和のモスラシリーズとはテイストがだいぶ異なる。昭和のゴジラシリーズにもあった少年少女のジュブナイルものに近い。

マニア向けの怪獣映画というよりファミリー向けの大衆娯楽映画。
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

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ポーカー好きな5人に賭ケグルイな1人がポーカーで勝負する。

しょーもないギャンブル狂やなと思っていたが、ラストのオチまでの流れにしっかり騙されてしまった。

ほぼバーの中だけで話が展開されるワンシチ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

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群像劇はまとめ方が難しいけど、Love actuallyのもと、上手く着地させている。

画面から色んな愛が溢れてくるが、これだけ浴びると観終わった後で、多幸感に包まれ温かい気持ちになる。

作家とお
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チネチッタで会いましょう(2023年製作の映画)

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話自体入り組んでるし、急に歌いだすし踊りだすし、自由すぎる展開に若干戸惑うも、終わってみれば、あまり深く考えない方が正解な作品に思えてくる。

抑圧からの解放だったり変化への対応だったり紆余曲折あった
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おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

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派手さはないが、サモ・ハンのキレがあるカンフーアクションが見どころ。

認知症が進んでいるせいなのか、空虚感を漂わせ大丈夫かと思わせてからの闘ったら無双のギャップが熱い。

ただ、この邦題はダメ。意味
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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人類を救うために犠牲になれと迫る話に理不尽さしか感じない。

突然押しかけられてそんな事言われても、なんでやねん、そんなん知らんわ、って言ってしまうと思う。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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タイムループのSFものだが、コメディテイストに仕上がってて笑って楽しめる。

ループする2分間を積み上げて90分弱の構成になっているが、毎回ちょっとずつ違うので見ていて飽きないのが素晴らしい。似たよう
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

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どちらも選択しなかったからこそ、あらゆる可能性を見出すことができる。でも、選択しなかったら可能性のままで終わってしまうし、それはもったいない気がする。

人生選択の連続。どんな結果になるか分からないが
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

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マジックミラーハウスの中で3つのルールがあって云々のあたりは面白くなりそうだったのに、尻すぼみ感があった。

割とあっさりとウォッチャーズが何者なのか分かってしまうのも少々拍子抜け。

ただ、世界観だ
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グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

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かわいいネコを堪能する映画。

ネコがかわいいのでストーリーはあまり入ってこないが、ネコを見ているだけで十分癒やされる。

ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

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これから楽しいことが始まりそうなワクワクするテーマ音楽。

高級マンションと掘っ立て小屋からコテージと小屋付き船に。オシャレなエミリーと野暮ったいドナルド。2人の間の格差が強調される演出だが、そんなの
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クリスマス・キャロル(1938年製作の映画)

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自分の行動を振り返って変えることができる素直さがあるなら大丈夫。歳取ってくるとなかなか素直になれないもの。

クリスマスの楽しい雰囲気が画面から伝わってくる、観終わってハッピーになれる映画。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

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最新作の前に第2作目を観てみた。

1よりもヴェノムと仲良くなって良いコンビになってた。これも前作同様観やすいです。

オリヴァ・ツイスト(1947年製作の映画)

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何もわからない年端もいかない子どもたちが、悪い大人たちに搾取される。

そんな大人たちに振り回されるオリバーが一応主役と思うが、それ以外の大人の方が存在感あって印象に残った。フェイギンとかサイクスとか
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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音が不穏で怖さを増長させているけど、何よりもまずは普通にしてても顔が怖い。

悪魔崇拝とかそっち系でも、途中で物理で戦うとかはないので好感の持てるホラーでした。

春との旅(2009年製作の映画)

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廃れた村から始まるロードムービー。

廃れた街並みの中で多用されるロングショットが、2人の寂しさや2人の世界を強調しているように思う。

断られ、断り、2人で頑張ろうと決意した矢先にそうなるとは、やる
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ノンストップ(2019年製作の映画)

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この手のストーリーはハリウッドでこすられすぎているので、純アクションだと面白みがない。

コメディ要素をたっぷり詰め込んで、展開も飽きないし、韓国エンタメらしく面白く仕上がってる。

まさにノンストッ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

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タイムリープ×タイムリープ=訳わからん。

生物学的にどういう理屈なんだろうなど、疑問点もあり、観終わっても全てが完全に腑に落ちたわけではない。

ただ、この映画は具現化、映像化されたアイデアを楽しむ
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ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)

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スタジアムに入って階段登ってキレイな緑の芝生が見えた瞬間ワクワクや高揚感を感じたり、熱狂的なサポーターの圧倒的な一体感ある応援を目の当たりにして体の内側から感情が揺さぶられたり、そういう現地に行かない>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

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ジャパニーズホラーに感覚が近い。ジャンプスケアのような瞬間的な恐怖よりも、内面からジワジワくる感じ。

でもその感染ルートなら、一周回って自分に戻ってきたりして。

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

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心が洗われる良い映画でした。

大自然の中で素朴に暮らす人たち。心が本当に綺麗で見ているこっちが恥ずかしくなるし、アカペラの歌声が身にしみる。

特に子どもたちが無垢で学ぶことの楽しさを感じていて、こ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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女性の方が現実を見て前を向いて一歩踏み出しがち。男性は夢見て留まりがち。

人生、取捨選択の連続。その結果、2人の世界線は交わらなかった。それもまた運命。