恐怖に慣れてくる恐怖を感じる映画
適当に聞いてたら聞き逃す環境音や不安を煽る音楽がとても印象的で静かな空間が必要だから映画館がとてもピッタリでした。
映像もずっと引いて撮ってるから登場人物の顔や表情が見えにくい
30分経っても顔が覚えられない
淡々とアウシュビッツ所長家族の日常が描かれてる。
休日は家族で川遊びをし
普段は仕事頑張って帰宅して家でくつろぎ
夫婦での何気ない会話
親戚?との世間話に
家族で食事
奥さんはガーデニングもしっかりこなし
特に大きな問題もなく淡々と淡々と毎日を過ごしてる
ただ、住んでる家はアウシュビッツ収容所から壁一枚を隔てたところにある
壁の向こうから聞こえてくる銃声や悲鳴、立ち上る黒い煙
でも、普通に日常会話が進んでる
慣れて来たら聞こえもしない
そんな嫌な怖さのある映画でした