ImaginaryFriend

関心領域のImaginaryFriendのレビュー・感想・評価

関心領域(2023年製作の映画)
4.0
アウシュヴィッツの職員の話だとアイヒマンを例に「凡庸な悪」に関するような話が多かったけど、この作品は完全に別のアングルから描いていた。
インストールされたレイシズムが作る人の姿に、シオニストや日本の入管職員の姿を重ね見た。
最後のシーンで「関心領域」というタイトルの意図が、不意に観てる側に投げ返され、動悸と吐き気がした。
音楽はMica Levi。