リトル・リチャード：アイ・アム・エヴリシングのグシケンのレビュー・感想・評価

恐れながら、某紙の最も偉大な100人のシンガーのリストの上位にいる程度しか知らない人だったが、見応えのあるドキュメンタリーだった。彼自身の半生については少しわかりにくい部分があったが、黒人差別全盛期で性的マイノリティへの理解もない時代に自己主張を続けることがどれほど大変で、かつ、どれだけの人に影響を与えたのか知ることができた。ロックンロールの創始者という功績だけにとどまらない偉大さを知れて良かった。