Ryo

ユニコーン・ウォーズのRyoのレビュー・感想・評価

ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)
3.8
テディベアとユニコーンの聖戦を描いたスペインのアニメ。テディベアとユニコーンのアニメキャラクターの可愛さと内容のエグさのギャップと違和感に脳みそがついていかない感覚が新しくて震えた。アニメでスペイン語っていうのも珍しく新感覚だった。

この不毛な戦いはまさに今世界で起こっている戦争と同じでゾッとする。アスリンの心の闇が深く、親との関係性や兄弟への嫉妬心など人間誰しもが抱えている闇として描かれていて胸が苦しくなる。

そしてアニメーションのレベルが高くて、特に森が神聖で美しいから、最後まで引き込まれて見ていられる。最後はもののけ姫味があったりして本格的。一見の価値あり。
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