ブラム・ストーカー原作のクラシック・ホラー映画。
クリスチャン・ベール主演のフランケンシュタインの映画も来年公開されるらしいのでハリウッドではクラシック・ホラーが再注目されているのかな?そういえばダーク・ユニバースはどうなったんだ?
「エイリアン」のように閉鎖空間で得体のしれない何かに次々と襲われる設定は大好きなのでこの映画も楽しめました。特に時代設定が中世なので夜もランプの灯りしかない暗闇と、嵐の大海原の帆船の中という逃げ場がまったくない状況はかなり怖かった。
ドラキュラの姿もよくある燕尾服にマントを羽織った紳士風ではなくコウモリ怪人といった感じがぴったりマッチしていた。たしかに帆船の中でいきなり杖を持った紳士が現れたら怖くないかも。むしろ「なにコイツ?」状態になりそう。個人的にドラキュラのイメージは手塚治虫のドン・ドラキュラです。
あいかわらず次作を匂わした終わり方は好きじゃない。
それと観ながら疑問だったのが被害者が太陽の光で焼け死んだのを見てもしかしてドラキュラも太陽で死ぬんじゃないと思わなかったのかな?昼間のうちにドラキュラを見つけ出して太陽で炙っちゃえばよかったんじゃないかな。小さな帆船の中なんて探せばすぐに見つかりそうだし。