ume0214

ドラキュラ/デメテル号最期の航海のume0214のレビュー・感想・評価

3.0
プライムで視聴
原作は小説「ドラキュラ」

1897年8月9日イギリス、嵐の夜に奇妙な廃船ロシアのデルメテル号が座礁する。
誰もいない船の航海日誌には恐るべき事が書かれていた。
7月6日、ブルガリア(バルナ)からロンドン行き、ドラゴンの紋章を付けた木箱を乗せ船員五人、航海士二人、料理人一名、船長を乗せた船は出港する。その夜瀕死の女性が発見され、動物たちが次々と殺されていく。それ以降夜に奇怪な事が起きる...。

「ドラキュラ」に書かれた数ページ部分をピックアップして作られた作品(https://nikkandracula.com/chapter-07/)。
ドラキュラの外観は映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」を元にしているらしくて高貴な人物というより怪物度がかなり高い。十字架も効かない。
何度も映像化されている「吸血鬼ドラキュラ」でスルーされてきた原作にもある部分を新しい視点で描いた事は評価できる。
物語の方はある程度の緊張感はあるけどホラーまでは行かないな。
船という密室空間で怪物に一人ずつ狩られていくのは「エイリアン」ぽい。面白さも怖さも「エイリアン」のほうが遥かに上だけど。

「お前なんか怖くないーっ!」
ドラキュラ「コレデモカー」w
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