サーフ

ドラキュラ/デメテル号最期の航海のサーフのレビュー・感想・評価

3.0
ブラム・ストーカー原作「吸血鬼ドラキュラ」から、“デメテル号船長の航海日誌”を映画化。

ルーマニアからロンドンへ向かう商船デメテル号。船医として乗り込んだクレメンスだったが乗船してから船内で異変が起こるようになる。
それは家畜として乗り込ませた鳥や豚が謎の変死、積載貨物から瀕死の女性が発見されるというものだった。
そして異変は乗組員にまで及ぶようになる。乗組員の失踪に始まりそれは次第にエスカレートしていく。
そしてクレメンスはある日、船上で"怪物"と出会ってしまう…と言うのが大まかなストーリー。

おどろおどろしい雰囲気、デメテル号という閉鎖空間も相まってゴシックホラーのムードは満天の作品。
モンスターの造形もしっかり恐ろしく感じるけど、基本暗闇(日に当たると死ぬ設定致し方なしか)で展開されるのでモンスターも展開も結構見にくい。
化け物に1人づつ屠られていくストーリーだけど、他の映画では安全地帯に居そうな人も餌食になっていたのは予想外で良い。

もうちょっと展開にメリハリがあったらなぁとは思った。人間vsモンスターの流れの中であまりストーリーに緩急が感じられず間延びしている所もあった。1人殺され、また1人殺されが続いていくだけなのでちょっと退屈。
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