タイタニックのtomokaのネタバレレビュー・内容・結末

最近海難事故とか航空機の事故とかを調べてる。タイタニック号の沈没は史上最大の事故では無いけれど、生存者が多いことから情報も多くてそれだけドラマがある。この映画も実際のエピソードが使われてるし、セットも本格的で壮大だった。半分くらい沈没前の話だけど、そこに出てくる貴族達のシーンが本当に華やか。氷山にぶつかってから沈没するまで2時間くらい、人々が危機感を持つまでに時間がかかりすぎだと思った。今だったらもっと早く対応してボートだって人を定員まで絶対乗せると思う。
ジャックがとにかく強くて逞しくて、この人とならどんな状況でも生きていけると思わせられる、そういう人と結婚したい。最後の最後まで諦めないで道をこじ開ける姿に感動した。最後ジャックの思いはちゃんとローズに繋がってたからローズが生きられたのは奇跡じゃない、ジャックが生かしたんだ。
この事故の死因はほとんどが凍死で、なんにも希望のない広い広い海の中で凍えながら死んでいくのはどんなに辛くて絶望的だっただろうと思う。生存者の思いも計り知れないくらい辛い。
あと思ったのは、こういう状況で自分の責務とか愛する人とか、音楽とか神様とか、何か拠り所がある人は強いなぁと思った。自分のことだけを考えるんじゃなくて、自分の守りたいもの、大切なものを忘れないで信じ続けていきたいと思った。
最高の映画でした。