このレビューはネタバレを含みます
映画でこんなに泣いたの初めて。
この気持ちは一生忘れないし、タイタニックは墓場まで持ってく作品。
人を愛す事の美しさをここまで感じた作品はタイタニックだけ。これからもこの先も私の中のナンバー1映画。
あの船にはジャックとローズだけではなく、他にも愛し合ってる人達がたくさんいたと思うと胸が痛む。
抱き合って死を待つ老夫婦、子供に絵本を読んで寝かし付ける強い母、キスをし妻を船に乗せる夫、最後まで演奏を辞めなかった音楽隊。誰にスポットライトを当てても、辛く悲しい物語になるだろう。
ジャックと死に別れたローズは、絶望するのでは無く、ジャックに言われた通り自分のやりたい事をやり、人生を桜花した。ジャックとの思い出は自分だけの宝物にし秘密にしてきた。写真が1枚も無いの、辛かっただろう。それでも、忘れずに心の片隅にはいつもジャックがいた。
あの日、タイタニック号に乗船しなかったら命を落とす事は無かったジャック。だが、ローズと出逢い恋に落ちる事も無かった。
ここからは私の空想。もし、全てを理解しあの日に戻ったとしても、ジャックはタイタニック号に乗船する事を選ぶだろう。
「死」という名の恐怖を超えるほどの「愛」。
