このレビューはネタバレを含みます
金曜ロードショーで鑑賞
前編観て、レオナルド・ディカプリオってひょっとしてはちゃめちゃかっこいい。。。？という事実に今更気付き、
ここ1週間、レオナルド・ディカプリオ他出演作品を見漁ってました。。。
後編も観終えて一言。。。
タイタニックのジャックを演じるレオナルド・ディカプリオが一番かっこよくない。。。？です。
たぶん話の内容とキャラクターが加味されたものですが、かっこいいよ〜
まず、野暮ったさがでがちなサスペンダー付のパンツとノーカラーシャツをあんなに洗練された感じに着こなせるなんて。ノーカラーシャツ欲しくなった。
濡れ髪のヘアスタイリングもよい。わたし、ああいう濡れ髪に憧れるんだけど、あの髪型が似合うのは、顔面美あってこそなのかなぁー。
くわえタバコのシーン、おでこのシワも美しい。ヌードを描くときに言い間違えちゃうシーン、印象に残ってたら、あれは本当のリアクションなんだー。かわいい。。。うっ。。。
そろそろ映画の感想に。
話の展開が、歳を重ねたローズの語り部で始まり、終わる構成がなんでだろーと思ってたんだけど、今回よくわかりました。
彼女の視点がミックスされることで、単なる悲劇で終わらせず、愛を感じるエンターテイメントにしてくれて、これぞ映画ぁ〜って感覚になるんだな。
終盤、歳を重ねた彼女が言ったことが印象的。
『彼のことは今まで誰にも話さなかったの、主人にもね』
『女って海のように秘密を秘めてるの』
『彼は私の心の中に生き続けてるの』
悲劇ではあるけれど、ジャックを独り占めしてきたローズは、幸福でもあったんだろうなと。
実はずっと持っていたペンダントを、海に落とすときの、悪戯っ子のような笑みを浮かべた彼女の表情もすごく良かった。
ケイト ・ウィンスレットが演じた若い頃のローズと一緒。
とってもチャーミング。
ジャックとの約束を守り、
たくさんの子を産み、暖かなベッドの上で、歳を重ねたローズが眠りにつき
タイタニックでジャックに再会するシーン
は泣いちゃう。。。
彼の死が、たくましく明るく生きたローズの死によって完遂したというか。。。
なんか良い終わりだなぁとジンジンしてしまう。
レオナルド・ディカプリオマジックにかかってる最中ではありますが、とても豊かな映画だなぁと思います。
