KARIN

タイタニックのKARINのレビュー・感想・評価

タイタニック(1997年製作の映画)
4.8
恥ずかしながら、今まで観たことがなかった名作。

あまりに有名すぎて、結末もわかってるし、観てないのに覚えてるシーンがたくさんあったりして
「またちゃんとした時に観よ〜」と意気込んでは結局避けてしまっていました。

しかし私が生まれた年の作品。
これは観なければっ!と思い立ち今日、やっと鑑賞しました(*´∇`*)
タイタニック記念日です。笑

うまく感想が書けないぐらい、
観終わった後の衝撃がとにかくすごかった。
3時間以上あったはずなのに、全く時間を感じない。

現在の場面、冒頭では船の沈み方が軽く、コメディっぽく説明されただけだったけど
映画が進むにつれ観客は歴史の中に入っていく。

授業で習うだけでは
歴史の中に数々の人生が存在していたことを思い出すことは出来ない。

主人公2人の愛の物語を軸にして、
歴史の中でキラキラ輝く人生を
教えてくれたように感じます。

そして恋愛映画からパニック映画へ、徐々に流れていく様に目が離せなかった。

自分の居場所に違和感を覚えるローズが、新しい世界を見せてくれる存在ジャックと出会う。
結末が分かっているからこそ
交わされる全ての会話が愛おしい(*´-`)

人生、何が起こるか分からない。
誰と出会うか分からない。

悲劇的な展開はもちろんのこと、2人の美しい愛の力に心を打たれて、しばらく涙が止まりませんでした!
とても悲しい物語ではあるけれど
美しく、爽やかな物語でもある。

絶望の中でも決して諦めない。
希望を捨てないで。
生きるための勇気、信じる心。
愛することの素晴らしさを教えてくれる、素晴らしい名作。
KARIN

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