o

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)のoのレビュー・感想・評価

-
フランスにおけるゴダールの評価と見られ方を知る意味で貴重なドキュメンタリー。
『中国女』に代表されるような、共産主義に傾倒していた時期の作品はやはりあんまり評価されていなかったよう。
人々が勝手に作り出すゴダールのイメージから常に逃れたがっていたゴダールを知ることができるし、それと同時に、やはり難解で内向的なあり方に彼と付き合う人は苦労してたんだな、と思いきや、彼に理解を示したり、うまくやってる人もいたり。
ちょっと物足りなさは感じるけど、ミステリアスなイメージのゴダールを知るきっかけになるはず。そしてまたゴダールの映画を見れば、彼と彼の作品の見方が変わるかも。
o

o