OKWRさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(405)
ドラマ(6)

ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

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蜂蜜を採取しながら暮らす人のお話と思いきや、お隣さんのトルコ家族から家父長制と家庭内労働があぶり出されててビックリ。
蜂と母、犬猫とタフに暮らす女性の姿に自分がいかに恵まれているかを思い知らされる……
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

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生態系を循環させるには時間がかかる。
彼らにアランという先駆者がいたことは何よりも心強いことだったと思う。
日本や世界どこでも適用できるわけではないかもしれないけど、一つのロールモデルとして興味深く見
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

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突然仕事を失ったミドル女性の姿は、くしくもCOVID-19禍の今の状況とも地続きだと感じた。
姉妹のように仲の良い女優、似た境遇に思える語学教師、年齢を重ねても読み書きに挑戦する朗らかな大家さん、そし
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スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

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スタントウーマンにフォーカスした貴重な作品。
欲を言えば、いろんな人の話を切り貼りしすぎてとっ散らかり気味な印象でもうちょっと落ち着いて一人一人の話を聞きたいし、肝心のスタントシーンや練習シーンなどの
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レディ・トゥ・レディ(2020年製作の映画)

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劇中に似た台詞があるように、9割の苦しみを代償に1割の良さが光るような映画で、意図的なステレオタイプなハラスメントが苦痛で、フィクションとはいえそこまで必要?と感じてしまった。映像業界のハラスメント教>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

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魅力的な変化球ウエスタンだけど、ウエスタンならテンポよく90分以内に収めてほしい。全体的に遅くて体感的に長く感じる。

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

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懐古主義的すぎない思いの馳せ方のさじ加減が絶妙で素晴らしかった。
カラフルなファッションやインテリアがオシャレで、年齢を重ねてもなお魅力的なアントニオ・バンデラスの一挙手一投足に魅入ってしまった。

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

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人は好きになったその時に愛してほしいと願うものかもしれないなぁ、と。
好きの度合いが強ければ強いほど、相手から受けた仕打ちには倍返しだ!?
自分は彼のように人を激しく愛したことはないのかも、とまどろみ
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人情紙風船(1937年製作の映画)

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現代にも通じる世知辛さがつらい。
毛利公に袖にされる虚しさを、いきなり表情を見せるのではなく、落とした文と足元のクローズアップで見せ、そこから表情、そして引きと段階的に見せる演出などが実に効果的。
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ちょっとフランス風(1949年製作の映画)

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素直になれない人同士の恋愛を映画内映画を通じて浮かび上がらせる。
メインの2人よりも、いい人な感じがにじみ出てるゲイルの妹こそ幸せをつかんでほしいと願ってやまない。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

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全体的にチグハグな印象のままエンディングを迎えてしまった。
クローズアップが多く、主人公の近視眼的な視野を強調しているのでしょうか。
脳内の別人格と会話するクセがついてて、飛行機の状況から軽いパニック
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

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前半のドタバタ展開にポール・フェイグらしさを感じてたら、中盤の2人の台詞でグッと引き込まれて、後半はレイシスト、身近な差別、LGBTQ、貧困問題など、現代的な課題をうまく取り込みつつ盛り上げててすごく>>続きを読む

デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ー(2017年製作の映画)

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こんなはずじゃなかったんだ、こんなはずでは。でもこう生きるしかなかったし、別に後悔はない。
そんな声が聞こえてきそうな、不器用な愛し方しかできない男の破滅的な運命に惹かれてしまう。

あこがれの空の下 教科書のない小学校の一年(2020年製作の映画)

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教科書を使わない!?世田谷にある私立和光小学校の一年を追ったドキュメンタリー。
日本の小中学校は義務教育だけど、ここ和光小学校は私立で、教科書を使わない教育に取り組んでいる。
教科書だけでなくチャイム
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天国は待ってくれる(1943年製作の映画)

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ところどころ引っかかる点はあるものの、危機を乗り越えていく夫婦のやりとりが微笑ましいラブコメ。
室内劇から外に出て、それでも最後はまた室内劇に、という構成が良いです。
女性が田舎から飛び出すには結婚く
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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話が壮大になればなるほどバカバカしい。
ワンダーウーマンのジャストウーマンな表情を引き出すために2時間半は長すぎる。
ヴィランのクリステン・ウィグが見られるとは思わなかったからそこは収穫でした。

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

始めの方はいいかな〜と思ってたけど、絶対にネックになるポイントの断捨離に賛同できなくて後味が悪かった。
実家の土地・建物の所有権が明示されないのもなんかスッキリしない。
ミニマリストになりたい人が家族
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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愛することはただひたすら相手を見つめることである、と雄弁に語りかけるようにカメラは被写体をじっと凝視し続ける。
ストーリー展開で布石を散りばめながら回収していく様はテクニカルに寄っててやや鼻につく気が
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天外者(2020年製作の映画)

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どうしても五代才助と演じた春馬くんを重ねて見てしまうのだけど、それだけの才覚を春馬くんは持っていたと実感する。
編集はやや飛び飛びでぎこちない面はあるものの、五代才助の魅力がしっかりと伝わってくるのは
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ナイアガラ(1953年製作の映画)

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表面的なパブリックイメージに翻弄されたマリリン・モンローを思うと、この映画のような配役には胸が痛む。
ストーリー展開は今ひとつ面白さに欠けるけど、影のシルエットの使い方が効果的な演出、マリリンの赤とジ
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

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ゼメキスと聞いたらやっぱり見たくなって、中盤以降のドタバタがよかった。
特に変身描写のゾクゾクするようなこだわりっぷりはたまらなくて、大人が見るぶんには面白いけど、幼い子どもが見たらトラウマ級の怖さ。
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

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『ソング・オブ・ザ・シー』と『ブレンダンとケルズの秘密』でファンになったトム・ムーアの新作と知ったら見に行くしかないわけですね。
ロングショット、クローズアップ、上下左右のスクロールを生かしつつ、窮屈
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名探偵ゴッド・アイ(2013年製作の映画)

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見た当時好きだったから久しぶりに再見。
ルッキズム丸出しなやりとりは今見ると全然乗れないけど、アンディ・ラウとサミー・チェンのかけ合いが良くて、2人の共演作はどれも贔屓目になってしまうのかなと思った。
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君の誕生日(2018年製作の映画)

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事故で近親者を亡くすということがどんなことか、この映画はしっかり見つめていると思う。
映画はひたすら静かに進んでいくのだけれど、だからこそ時たまふとした瞬間に漏れ出てしまう激しい感情の昂ぶりに映画を見
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

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地中海を挟んでフランスとスペインの南に位置する国、アルジェリア。
生きていく前提が日本とまるで違うアルジェリアで、女性として、一人の人間として自由に生きていくという意味は、天と地ほど差があるんじゃない
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

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君とは生きていけない。甘ったれるな。
応援はしてるけど、ちゃんと考えて行動で示さないと、誰も認めてくれないだろう。
これじゃなまはげも浮かばれない。

れいこいるか(2019年製作の映画)

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東日本大震災があってから阪神淡路大震災を扱う映画はパタッと少なくなっていて、2010年公開の『その街のこども』が一つのターニングポイントにもなったのか、まるで忘れ去られてしまったかのような気がしていた>>続きを読む

街の灯(1974年製作の映画)

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ポン引き、美容整形失敗、童貞をめぐる倫理観あたりは目も当てられないけど、ファッションもいい感じの若き日の堺正章、小津さんじゃない時の笠智衆、栗田ひろみのへんてこトリオのロードムービーから目が離せない。>>続きを読む

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

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たとえば乗り込んだ先の執事に見せる主人公の横柄さ、元カノへのデリカシーのなさ、その元カノのまさかの展開、そういうことの積み重ねがどうもノイズになったのと、たぶん疲れてたのと見る前に夕飯を食べてしまった>>続きを読む

サボタージュ(1936年製作の映画)

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顔のアップと手元のクローズアップで巧みにカットバックで見せる演出がいい。
にしても、終わり方はそれでいいのだろうか。

暗殺者の家(1934年製作の映画)

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ストーリーはほとんど頭に入ってこないのだけど、演出がいい。
ヒッチコックならやはり高所は外せない、要所要所で入る適切なクローズアップ、効果的なズームイン、印象に残るキーアイテム、コンサートホールのシー
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天使/L’ANGE デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

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当時の映像技術から考えたら画期的だったんだろうなーと思うけど、いかにもコンテンポラリーアート/ミュージックの映画といった感じ。

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