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ペナルティループのばのネタバレレビュー・内容・結末

ペナルティループ(2024年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

タイムループ物の面白さはない。
誰がその事実に気づいているか(あるいは気付いていないか)、どうやって気付かせるか(あるいは気付かせないか)、こいつ気付いてないと思ったら気付いてたんか!的な展開などがタイムループ物の楽しさだと思っているが、本作ではそういった部分は序盤だけしか描かれない。

「そういう技術」がある所までは飲み込めるけど、「それがある世界」の作り込みがどうなの?と思って乗れず。

あの中での犯人は本当に犯人の人格(主人公とは別の場所であの装置をつけている、あるいは犯人の脳からデータ的な物を吸い出している)ではなく、単に主人公or主催者側が考える「こうだったらいいな」的な人格を映し出しているだけなのではないか、ということを考えたが多分邪推。

ラストは「こちらあみ子」を連想させるが、伝えたいメッセージはそれと同じか反対か…

[2024年 劇場鑑賞 32本目 総計36本]
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