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乱れるののすのレビュー・感想・評価

乱れる(1964年製作の映画)
3.6
戦争未亡人と義理の弟の恋の行方を描いたお話。前半は居場所の無い未亡人の話かぁって思って見てたけれど後半からガラッと変わってくる。

高峰秀子に魅入ってしまう。台詞ひとつ、表情ひとつとっても本当に"女優"だと思う。戸惑う時、涙する時、全部…目が離せない。礼子に恋するのは必然的でしょう。加山雄三演じる幸司は何だか青臭い部分があるんだけどそれでいて真っ直ぐな瞳でグイグイ来るし、モグモグ沢山食べる姿が画になる。想像力を膨らませる終わり方でした。「乱れる」というタイトル…
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