ビール派だけどお酒が好きだし、SHIROBAKOの制作会社と聞いて観に行ってきました。
結果とても丁寧で素敵な作品だったので満足していますし、帰りにウィスキーを買うくらいには影響されました。
アニメではあるのですがキャラクター達は現実味があり、実写化しても違和感は無いでしょう。
蒸留所を中心とした背景の作り込みもすごくて実際の場所だと錯覚します(本当にある?)。
ストーリーもシンプルで分かりやすく、最終的には皆良いやつじゃんってなるのも好きでした。
1番のお気に入りシーンは主人公の記者が友人と2回目に飲むところで、意識が変わって楽しそうに仕事の話をする主人公の話を、これまた楽しそうに聞く姿勢がとても良かったです。登場時間はとても短いですが記憶に残るキャラクターでした。
エンディング曲がヒロインの声優の方だったのはエンドロールを見て衝撃を受けるほどで、素晴らしい歌唱力でした。
全体を通して、好きな仕事を選べたら良いけど、今の仕事を好きになってしまえば良いじゃんってメッセージを受け取りました。
飛び抜けてはいないが良い作品です。モチーフになったウィスキーがあるなら飲みたいくらいに。