きつね

駒田蒸留所へようこそのきつねのレビュー・感想・評価

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)
4.0
2023(278)
自分みたいにお酒そのものやお酒作りの知識があまりない人にこそ観てほしい作品。
この作品の最も大きなテーマは“夢”だと個人的に思っている。
夢やぶれて自分がやりたいことではない記者という仕事をしている光太郎。
家族や従業員のために美術の夢を諦めて蒸留所を継いだ琉生。
最初はやる気がなかった光太郎だが、蒸留所への取材を通して幻のウイスキーKOMAの復活という琉生たちの夢に触れ、同じ目標を目指すようになる。
だけどその夢を実現させるのはとても難しくて、途中で様々なトラブルが起きる。それでも諦めずに挑み続ける仲間たち。
これだからP.A.WORKSのお仕事シリーズは素晴らしい。
家族の絆も感じられた。
ウイスキー製造はもちろん、経営というものはこれほどまでに難しいとは思わなかった。

この作品を観て僕はウイスキーを飲みたくなりました。
きつね

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