衝撃的。
30分とは思えない濃さ。
転落死した娘が、
実はいじめで殺されたという事実を知った直後の母の話。
傍観していると激しすぎる…と思わず引くが、これが実状だろうなと思う。
理性なんか、働かなくなるだろう。
恨みで殺してやると思うだろう。
自分の身に起きたら…とは辛くてとても考えられないが、
こういう状況に陥る親たちがいるのだということを忘れてはいけないなと思う。
どの子も大事な大事な誰かの子供なのだ。
そして、いじめた側の親。
うちの子は、そんなことしない。子供を信じている。
それは当たり前だけど、もしその子供が悪いことをしてしまったら…
その事実を受け入れ、子供にどんな言葉をかけて、どう行動してゆくか…
思わず、他人に罪をなすりつけ、保身に走る親たち。
自分がそうならないと言い切れるだろうか…
様々な問題を投げかける重い作品でした。