MATSUZO

世界のはしっこ、ちいさな教室のMATSUZOのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シベリアとバングラデシュ。ブルキナファソ。3つの地域で、それぞれ学習サービスが十分確立されてない状況下での教師の奮闘を描く作品。いちばん心に残ったのは児童婚の問題があるバングラデシュの水上教室。勉強より結婚を望む母親に対して中学進級を望むヤスミンと教師タスリマ。伝統と変革の潮目で子どもたちは学問によって新たな可能性を切り開く。シベリアのスベトラーナ先生は子どもを都心の学校に行かせて自身は遊牧民に教えるため僻地に。ブルキナファソのサンドリーヌ先生も子どもをおいて600キロ離れた僻地に。言葉が通じないところから、根気強く臨む姿勢に心打たれる。
MATSUZO

MATSUZO