アルジェリア映画で主演は｢フレンチ・デスパッチ｣｢ガガーリン｣のリナ・クードリー😍
バレエダンサーを目指すフーリアが、ある夜、羊闘の帰りに元テロリストの暴漢に襲われて脚を負傷し口が効けなくなる。
彼女は同じリハビリ施設で、同じような境遇を背負った女性達と再びダンスに取り組むストーリーです。
｢青いカフタンの仕立て屋｣に続いて、北アフリカの女性監督からの抑圧からの解放を訴えた強いメッセージを感じる作品でした🤩
イスラム主義的な男性優位社会と言う背景に加えて、長く続いた内戦でテロリストが生まれ失業率も高く、社会全体が不安定で、その不満が女性等、弱い者に向けられてます。
彼女達が未来への希望を託すのはダンスです。
女性達が表現する事で社会に対して初めて強いメッセージを発する。
何より印象的やったのは息子をテロで亡くした聾唖者の母親が池の中の母親を思わせる石像に自分のネックレスを掛けるシーンです😭
トゥシューズを投げ捨てて自ら作ったカラフルな衣装で裸足になって踊る屋上での力強いダンス💃それは｢自由｣の象徴であり、その真っ直ぐに見据える視線と共にスッカリ魅了されました😍
