カーレース版『ロッキー』
ゲームはタイトルだけ知ってるレベル。
『第９地区』の監督と、話題作になっているので鑑賞。
実話でなかったらツッコミどころ満載の映画だったろう。主人公がプレステでなく、マリオカートでプロレーサーになっていたら任天堂が映画化していたのだろうか？
主人公がクラッシュし、その映像を見たお母さんが泣き叫ぶシーンから、この映画がゲームから現実の話になる。
主人公も、自分の死は覚悟していただろうが、他人の命まで背負う覚悟まではしていなかったのだろう。
鬼教官が教習所の先生のように一緒に車に乗るシーンが、実際にあったのかどうかは知らないがリアルに見えた。
ジョージルーカスはカーレーサーになるのが夢だったから、この映画を何回も観ているのではなかろうか。
金持ちのボンボンが乗っていた金ピカ車を見て『お前はＦａｔｅシリーズのギルガメッシュか』と思ったw
主人公に向かって『この雑種が』って言って欲しかったが、そうしたら実話感が薄れてしまうかw
大国が、ゲーム画面のようなモニターを見ながら、無人機や爆撃機を操縦して人殺しをしていることを考えると、この実話はそうビックリする話でもないかもしれない。
