Hatao

グランツーリスモのHataoのレビュー・感想・評価

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
5.0
ドルビーシネマにて。

公開から一週遅れ、ギリギリドルビーシネマで鑑賞出来ました。
グランツーリスモというと、父親と弟がカーレースが好きでPS2時代に1本だけソフトを持ってて何度かやったことがありました。
そのくらいですが。
そして今作はグランツーリスモが上手いユーザーから本物のレーサーを輩出するという話。

グランツーリスモのことをそこまで知らなかったのでまず驚いたのが、車もレース場もかなり忠実に再現していて、レーサーが初めて走るコースを予習するためにグランツーリスモをプレイするくらいだということ。
そんなに凄いゲームだったんですね。
そう聞くと今のグランツーリスモをやってみたくなりました。

ストーリーはグランツーリスモでその地域のベストタイムを出していた主人公にアカデミー選考の招待状が届き…というところから始まっていくのですが、元々知識とセンスがあったことで成功までのストーリーが弱いというのは結構言われてますね。
実話ベースなのでそこはしょうがないと思ってます。

主人公の指導者としてデヴィッド・ハーバーが出演しているのですが、これが本当に良い。
指導者であり、父親のような存在なんですけど、デヴィッド・ハーバーは口悪くて冷たいように見えて面倒見の良い親代わりキャラを演じさせたら最高ですね。
本人は少し前「ストレンジャーシングス俳優で終わりたくない」みたいなことを言ってたみたいですが、今作はそのイメージから脱するきっかけになれそうですね。(実際大学時代のサークルの先輩は「あの人だったんだ!?」と後から驚いてました)

今年はKGF2やPATHAAN、アクロスザスパイダーバース等個人的にかなりハマった作品が多かったですが、このままいくとこの作品が今年のベストになるかもです。
というわけでこれからJW4とイコライザー3観に行ってきます。
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