"不可能"なんて言葉考えたやつ、ひれ伏せ!
有名ゲーム『グランツーリスモ』をプレイするゲーマーがプロレーサーになるまでの実話を描いた本作。ゲーム自体は未プレイですが、レースゲームといったらこれでしょ。実話とは思えないほど都合が良すぎる物語ですが、これも全て実力。夢物語とはもう言わせない。
レースシーンの没入感は過去最高レベル。ゲームと現実のレースが一体化する演出は胸が熱くなります。エンジンの凄まじい爆音は家じゃなくて映画館で感じたかった。ドルビーシアター案件でしょ、これ。
ジャック・ハーバーのキャラもとても良い。鬼教官でありながらも、教え子の為にはしっかりと行動し、最後まで絶対に見捨てない。こういう人こそ世に必要よ。ヒューマンドラマも引けを取らない完成度。実話だからこその感動は保証します。
久しぶりにゲーム欲が強くなり、スポ根映画への関心さえも強くなった本作。純粋な気持ちで「面白い!楽しい!」と思える一本でした。ほんとに映画館で観ればよかった…
24時間耐久レースとか耐えれる気がしない。レーサーって思ってる以上にすごい努力の積み重ねをしてるんだろうな。尊敬。
2024.4.3 初鑑賞