に

グランツーリスモのにのレビュー・感想・評価

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
-
クリードもだけど何者でもない者が がむしゃらになる物語がこの世で一番刺さるし好きで、喝を入れられる気持ちにもなれ道場的良さも良いが、なによりリアルの加害を背負うということを真っ向に描いてるのが(実話である以上)、"これが現実であり、人生が続くということである"というテーマが本当いい

トップガンマーヴェリック、スラムダンクと似た興奮をグランツーリスモに感じているが、戦闘機に魅せられたエリートパイロット・バスケ試合の熱&舞台の前中後のドラマに対し「感覚すべてが車(操縦)と一体化する/実話」という"魅力"のフォーカス部分のアプローチで、仕上がり感じ方が違くてオモロ!!
前2作はエリート/幼少期からのリアルバスケという実体験に基づく共通認識からの夢・目標なんだけど、後者は最初はゲーマー"ぽっと出"主人公で「リアルを知らない」からこそ"目の前"を繰り返し達成するなかで、「誰かの希望・人生に背中を押される」ことで"主人公の次の道"になるの夢設計もウマイ...

映画館に行く気力を前日まで失っていたけどレイトでグランツーリスモをみた!!!!エンジンの音がシャブみたいにキマるので「映画館でみたほうが本物に近い」というアハ体験。空撮や運転席、自由なアングル体験で自分が車になったようで、帰りに二足歩行で歩いてるの「?????」となった(え!?

グランツーリスモ呼吸と運転とメカとシンクロできる"体験映画"の怪作なので、「俺は...車じゃなかったのか...?????」という驚きと自我を手にできる(?)(なんか俺に足生えてるんだけど...ってなってた帰り道)レースを浴びたあとの2.5kmのチャリ爆走が、本当にモチベ爆上がりで気持ちの良い夜

元ネタがゲームなのを知らなすぎて、日頃映画館でみることのないプレステのCM(ヒーローが沢山でてくる)えっヒーロー作品と間違えた??って謎に焦ったりしたが、冒頭に「実話に基づく」を見たはずなのにEDまで「実話ぁ!?」って気づくまで時間かかったくらい、没入させる仕掛けと工夫が沢山ある映画

世界中のサーキットのかっこいい瞬間を一挙にみれるので旅しているような作品だったし、元ネタがゲーム故の"アングルを乗り越える!"と意気込見感じる毎秒空撮etcとにかく気持ちがいい作りだった!エンジン音浴びれる映画館でやってるうちにみんなも「俺が車...?」という自我を手に入れよう!!!(?

ル・マンのことは存じてはいたけど24時間ぶっ通しでやるレースなのは知らなくて「時速300km(映画で知った速度)で24時間?!?!?!現実イカれすぎやろ!!?!?!」ってひっくり返ったし、スポーツや芸能人とか人口の数%に全人類がやるとストライキもののイカれを押し付けてんだって震え死んだ
に