グランツーリスモのDaikiのネタバレレビュー・内容・結末

学さんに紹介してもらった。
多分それがなかったら絶対見なかっただろうなって作品。

初めてレース映画見たけど(カーズ除いて)やっぱりすごい迫力、、。特にこの映画はCGの使い方がうまくて、レース中に車が分解されて部屋のシーンに戻る部分なんて、とても斬新かつSFのような表現でとても引き込まれた。
ドローンで降りてくる撮り方や、地面から這うような撮り方、色んな見せ方で表現されていて面白かった。

ストーリーもテンポがよく、いつのまにか登場人物に感情移入してしまっていた。最初は転々と進む流れに違和感があったが、事故のシーンから一気に引き込まれた。
落ちこぼれ→合格→初勝利→事故→立ち直り→結末、みたいな流れは鉄板だけど、やっぱり面白いなあ。

最後のレース前の父親との和解？みたいなシーンは思わず泣いてしまった。ここで自分が思ったよりも感情移入していたことに気付かされる。

あえていうなら、もう少しそれぞれのキャラへの深掘りがあれば、より話の奥行きが出るなあと思った。だが134分でここまでの展開を繰り広げるには、これがギリギリのラインだったんだろうと思わせる構成だった。

うん、素晴らしい。面白い。