たむ

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人のたむのレビュー・感想・評価

3.2
カンヌ国際映画祭オープニング作品で、ジョニー・デップさんが本格的な俳優復帰となる時代劇です。
ジョニー・デップさんは久々にスクリーンで観ましたが、やはり素晴らしい俳優さんですし、今後も期待したいところです。
ルイ15世の時代を舞台に、階級闘争の雰囲気もありながら、革命前夜を前に退廃的な王朝が描かれます。
ナレーションを多様し、フランソワ・トリュフォー監督の映画のような作り方をしています。
大作感はあるのですが、今ひとつ突出した感じもなく、王朝の恐ろしさと時代が変化していく予兆がテーマになり、時代に詳しくないとちょっと難しい印象を持ってしまいましたね。
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