瞳をとじて
まぶたを閉じて記憶を蘇らせる
ビクトルエリゼ監督31年ぶりの新作との事で
自身の映画感を投影させながら、
元映画監督と失踪した人気俳優の記憶を
何層にも描くヒューマンミステリー169分。
味わい深く沁み入りました。
記憶を記録したものが映画だとしたら
時間の流れが美しく輝いて見えました。
予告だと現代なのにまず1947年て
テロップが出て、劇場間違えたかと少しそわそわ、
話が見え始めてからも一筋縄で行かないのが
情緒溢れてずっと眺めてたいやつでした。
主役の格好がマドリードでは小汚く見えたけど
住んでる所に戻ると格好良く見えるの不思議。
記憶は薄れる。記憶を呼び起こす。
とても映画愛を感じる作品でした。
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