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瞳をとじてのoolongteaのレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
5.0
唸らされたし、考えさせられた。
確かにビクトル・エリセの過去作品を観ていないのは辛いかもしれないが、それでもビクトル・エリセの過去作品が手がかりになっているのがこの作品。
ビクトル・エリセの作品は初見でもしっかり映画はできる。
ただ、この作品でビクトル・エリセは何を伝えたかったのか。メッセージの要素は欲しかった。30年前の彼が観た映画の世界と今の世界は違う。
この映画は間違いなく賛否があるだろう。
人生、老いについては色々考えさせられる。
今年の洋画ベスト作品候補には間違いなく上がるし私は候補に入れたい。
素晴らしい作品に感謝したい。
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