Pierre

湖の女たちのPierreのレビュー・感想・評価

湖の女たち(2023年製作の映画)
2.2
主役2人のシーンがことごとくダルい。エロ(倒錯的な愛でもいいが)とギャグは表裏一体というけど、まー、付き合いきれない笑。
長回しのシーンはだいたい冗長ではないか。三田佳子も頑張ったんだろうけど。
劇伴のバッハかな?、ギャグみたいな入り方するんだけど、狙い通りなのかな。取調室のとこの不条理さは清々しくて、好きですね。
自首してきたシーンの画面は、薄い水色の壁、2人、女性のシャツも壁に溶けるような同色で、これもカッコいいカットだった。やってることはワケワカメだけど。
ハルビンの出来事の歴史考証とかはしらんけど、創作としたらかなり大胆よな。アレが贖罪のつもりなら、飾っとけよと思うけども笑。
なるほど、『怒り』の作家さんなのか。
図らずも、作家さんへの解像度が上がった。
Pierre

Pierre