Nattsu

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のNattsuのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ泣いた位ではなかったけど、泣ける映画。
そこまで泣けなかった1つが彰役の水上恒司の演技かもしれん。いきなり1点見つめ始めたり、なんか少し不気味な怖さを感じた。ドラマとかでは演技の違和感なかったけど、今回は違和感しかなかった。
福原遥の演技は上手くて、百合ちゃんの言葉が刺さるものがあった。戦争時代は特攻隊は我が国のために自分の命を犠牲にするのが当たり前で、それに背くと日本の恥という考えがあったのかもしれないが、誰かが生きたいと思う気持ちを否定する権利は誰にもなくて、否定していい訳がないと今を生きているから思える。
警察から百合を守った時に彰が発した「警察も悪くない。悪いのは警察をあそこまで変えてしまった何か」という言葉で、戦争が変えたと言わなかった描写がなんか刺さった。
感動シーン終わったかなと思ったら最後の最後で感動シーンがあって、主題歌で追い討ちをかけられた。
Nattsu

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