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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のmovieJrのレビュー・感想・評価

4.2
みんなが笑顔で自由に生きれる世界
人と人が傷つけあうのではなく
人と人が笑って暮らせる世界

今の自分と同じ年代の若者が特攻隊として
自分の命をお国のために捨てる時代
見ていて本当に辛かった
特攻隊や軍人だけでなく一般の国民も
空襲で命を落とす描写が残酷だった
何の罪もない子供が命を奪われなければならない理由はない。命の尊さを学んだ。

鶴屋でみんな仲良くワイワイとしていも
数日後には長くても1ヶ月後には戦地へ赴き敵国の母艦に突っ込まなければいけない
その状況を考えれば本人達の心情はとても辛い
お国のためとか大事なもののためとか
そのために命を捨てなければならない
そう教えこまれてきた
そしてその時は命令される
でも自分の命は自分だけのものでは無い
自分の命や体を危うくしてでも産んでくれた
母親、ここまで育ててくれた父親含め両親
いつも一緒にいてくれる恋人や友人
この命はその人達の命でもある
それでもこの人のためなら!と自発的に思えるならばそこがその命を使う時なのだろう。

本人達の事を顧みずに自分のために必死になって働いてくれる両親、当たり前だと思ってしまっている。最後に感謝をしたのはいつだろうか、恥ずかしくなって「ありがとう」と言えなくなっている。でも日々の当たり前の素晴らしさに気づく事ができた。
この平和な世界に幸運にも生まれることが出来た事に感謝して、誰か大切な人と幸せに生きる事が我々の使命なのではないか。
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