oloBob

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のoloBobのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

登場人物に感情移入できない、、。
展開がご都合主義、定石通りすぎる。
戦争映画としても恋愛映画としても評価しがたい。
戦争映画として見ると、鶴さんを助けにいく体で主人公は焼夷弾の降り注ぐ中火に向かって走ったのに次のシーンで無傷の食堂がでてきたり、あの時代にあんなに人がいる中戦争批判してるのに回りの反応が薄すぎたりするのが不自然。空襲のシーンに関しては火の中主人公助けるシーン撮りたかっただけですよね、、。あと自分の父親の死と特攻を見せ方的にリンクさせたいのは分かるんだけどそこばっかり強調しすぎて主人公が情緒不安定なノンデリに見える。
恋愛映画としては、お互いのことを好きになるきっかけの描写がほぼ無買ったような気がする、、。はじめましてからいきなり愛してる→涙ながらの別れのシーン、ついていけなかった。タイトルにでてくるあの丘も主人公2人にとっては大した思い出ないよね?
演技も個人的には微妙だった、、。
そもそも下着も買い換えれないような家庭の子にしては身の回りの状態が良すぎる。髪質とか制服のシワのなさ、持ってるスマホがハイエンドとか。細かい設定が甘くて物語に没頭できない。
全く仕組みが解明されないタイムスリップ要素も最後の手紙のシーンもファンタジー色強すぎてついていけなかった。
鶴さんだけは好き、幸せになって欲しい。
oloBob

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