邦画が好きな人は好きな作品だと思います。
加藤拓也さんの脚本が素晴らしくて、どのシーンをとっても既視感があるようなリアルな会話劇が魅力的。
夫と向き合おうとしない綿子のイヤな感じ、その夫が綿子を詰める粘着質な感じ、どっちも好きになれないんだけどこういう空気になるよね、、
白黒つけることを避けたり自分を正当化しようとする感じとか、人間の嫌な部分の描写が見事でした。
脚本の通りにやれば無理しなくても自然と感情が乗るんだと門脇さんが言うくらい緻密な脚本も、演じる俳優さんたちも素晴らしかったです!
加藤さんがまだ20代という事実が衝撃的です。