ゆきんこ

違国日記のゆきんこのレビュー・感想・評価

違国日記(2023年製作の映画)
3.4
filmarks試写会にて鑑賞。
親子や恋人、親友のように名前がつかなくても、相手の全部を理解できなくても側にいて寄り添うことができる槙生と朝の関係がよい。
一方で名前のつく関係が生きていく上での拠り所になることは間違いないし、誰かの1番になりたいという朝の気持ちも、それが怖い槙生の気持ちもとてもよくわかる。

大嫌いな姉と大好きな母、2人を繋ぐひとりの女性についてお互いの気持ちを並んで話しているシーンは、理解し合えないことがあっても、お互いを認め合う2人の関係性が現れていて好きでした。
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